奈良・平安時代に都の造営や寺院の建築用に多量の木材が伐り出されたために、山の表面の土が浸食され、岩盤が露出した。それがさらに風化・浸食され、花こう岩の風化度であるマサ土が大量にできた。1873年から国の事業として砂防工事が行われてきた。一帯は目の粗い花こう岩でできており、古くから水晶やトパーズなどの鉱物が出ることでも有名である。麓に
田上鉱物博物館
がある。
場 所:大津市田上(田上鉱物博物館:電話0775−46−1484要予約)
交 通:JR東海道本線「石山」駅から帝産バス「田上枝」下車
田上山